阿吽

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こんにちは、工事担当です。

四天王寺さんへ工事に来ています。昼食は休憩所にて摂らせて頂く事が多いのですが、その休憩所は仁王門のまん前にあります。その仁王門の両脇には名前のとおり仁王様が立っておられます。筋骨隆々で凄く怖いお顔をされていますが、仏様です。中に悪いものが入らないように見張っておられます。
仏様の世界にも「位」というものがあります。大きく分けて以下の四つの順です。

①:「如来(にょらい)」 一番偉いです。悟りを開いた仏様。理想像です。(釈迦如来、大日如来、阿弥陀如来など)
②:「菩薩(ぼさつ)」 如来を目指し、悟りを開く手前。まだ人の名残があるので、身に装飾品を着けておられます。(観音菩薩、弥勒菩薩、地蔵菩薩など)
③:「明王(みょうおう)」 諭すより、時には怒りをもって人を正しく導く。よって恐ろしい形相をされています。(不動明王、金剛夜叉明王、大威徳明王など) 
④:「天(てん)」 古代インドの神々を仏教の世界に取り入れた位。上の仁王様はこのランクになります。(毘沙門天、弁才天、大黒天など)

日本の八百万の神のように、仏様も数え切れない程多くいらっしゃいます。
そんな仁王様に睨まれながら頂く休憩所のカレーライスは格別です。(笑)


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