これまで弊社が携わった記念碑などをご紹介します。
榊 莫山先生の歌碑
二上山に上られた榊莫山先生が、雄岳・雌岳にちなみ「雄の碑と雌の碑と、二つで一つというのがいいな」と思いつかれ作成された歌碑です。
書かれている歌(大きい石)「女岳男岳ヲ 拝ム里 尼上嶽ト 誰カ言ウ」
書かれている歌(小さい石)「トロイデ火山ハ 静マリテ」
日露友好記念碑 浜寺公園
日露戦争終了後、最大2万8千名ものロシア兵俘虜収容所が浜寺に作られました。
当時、近代国家を目指していた日本は戦時国際法に基づき、また武士道精神もあいまってロシア兵捕虜を厚遇したそうです。
収容所には礼拝堂をはじめ様々な施設が設けられ、外出も許可され地元の人々とも交流があったようです。
このような経緯から、平成14年に浜寺に日露友好の碑が設けられました。
碑には発起人である中山太郎氏による史実、正面文字は小泉純一郎氏、V・V・プーチン氏から送られた言葉等が刻まれています。
ボードワン像 神戸ポートアイランド
神戸の初代オランダ領事であるA・J・ボードワン領事像です。
明治時代にその兄であり日本の近代医学に功績を残したアントニウスが上野公園をつくり、のちに写真をもとにアントニウスの像が公園に設置されていました。
しかし最近になって実は弟のボードワンをモデルに作成していたことが分かり、新たにアントニウスの像を作り直しました。
もとになった写真は兄弟で並んでいて、当時の作成者はひげを生やしたボードワン氏を兄だと勘違いしたのだろうとのことです。
ボードワン像はこのような数奇な運命により、上野公園から初代領事を務めた神戸の地に移り神戸の街を見守っています。
住吉神社 大鳥居・常夜灯
法善寺横丁 「月の法善寺横丁」歌碑